第110回薬剤師国家試験 問150 服薬指導におけるコミュニケーション技法

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■ 正解

3、4

■ 会話のポイント

・①:実習生が話しやすいように「開かれた質問」をしている

・②:実習生は非言語コミュニケーション(視線)がうまくできなかったと述べている

・③:薬剤師は共感的に内容を繰り返し、理解を示している

・④:良い点 → 改善点 → 良い点 の順でフィードバック(P-N-P法)

■ 各選択肢の解説

● 1:①は閉じた質問である(誤)

①「どのあたりがうまくいかないと思ったのですか?」 これは自由に話せる開かれた質問。 閉じた質問(Yes/Noで答える質問)ではない。

● 2:②は言語コミュニケーションがうまくできなかったと伝えた(誤)

②で実習生が述べているのは 「患者の目を見られなかった」=非言語コミュニケーションの問題。 言語コミュニケーションではない。

● 3:③は共感的に繰り返して理解を示した(正)

③「緊張して患者さんの目を見てお話ができなかったと感じているのですね。」 これは実習生の言葉を要約し、共感的に繰り返す技法(リフレクション)。 記述は正しい。

● 4:④はPositive・Negative・Positiveでフィードバック(正)

④の薬剤師のフィードバックは ・良かった点(Positive) ・改善点(Negative) ・努力を評価(Positive) というP-N-P法になっている。 記述は正しい。

● 5:実習生は終始非主張的であった(誤)

実習生は自分の課題を述べ、改善意欲も示しており、 非主張的(受け身)とは言えない。 よって誤り。

■ まとめ

3:③は共感的リフレクション → 正しい

4:④はP-N-P法のフィードバック → 正しい

1:①は開かれた質問

2:②は非言語コミュニケーションの問題

5:実習生は非主張的ではない

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