第110回薬剤師国家試験 問171 アルブミン結合の両逆数プロット

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■ 正解

1

■ ポイント:アルブミン結合の両逆数プロット(Scatchard 変換)

アルブミン結合は以下の式で表される:

1/r = (1 / (n·K)) · (1/[D_t]) + (1/n)

n:結合部位数(今回は 2)

K:結合定数(今回は 10)

この式は直線になり、

・傾き:1 / (n·K)

・切片:1 / n

競合阻害が起こると、

見かけの結合定数 K が低下(=親和性が低下)

→ 傾きが大きくなる(急になる)

→ 切片(1/n)は変わらない

つまり、競合阻害では:

✔ 傾き ↑(急になる) ✔ 切片は変わらない

この特徴を満たす図が正解。

■ 選択肢の判断

・点線:阻害なし(元の直線)

・実線:競合阻害あり(傾きが急になる)

この条件を満たすのは図1

■ まとめ

・競合阻害 → 見かけの K が低下 → 傾きが急になる

・結合部位数 n は変わらない → 切片は変わらない

→ よって1 が正解

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