
解答・解説を見る
■ 正解
1、3
■ COPD の基本
COPD は主に喫煙を原因とし、
・末梢気道の慢性炎症(閉塞)
・肺胞破壊による気腫性変化
が複合して進行する疾患。
病期分類には%FEV₁(対標準1秒量)が用いられる。
● 1:末梢気道病変+気腫性病変が関与(正)
COPD の病態は以下の2つが中心:
・末梢気道の炎症 → 気流閉塞
・肺胞破壊 → 肺気腫
この2つが複合的に関与して発症するため正しい。
● 2:若年期での発症が多い(誤)
COPD は中高年以降に発症することがほとんど。 若年発症は極めてまれ。
● 3:病期分類に %FEV₁ を用いる(正)
COPD の重症度分類(GOLD分類)では、
%FEV₁(対標準1秒量)を用いて病期を判定する。
典型的な正しい記述。
● 4:喘息合併時は内服ステロイドが推奨(誤)
喘息合併(ACO)の場合、
吸入ステロイド(ICS)が推奨される。
内服ステロイドは副作用が大きく、慢性使用は推奨されない。
● 5:インフルエンザワクチンは禁止(誤)
COPD 患者は感染症で急性増悪しやすいため、
インフルエンザワクチン接種は強く推奨される。
「禁止」は完全に誤り。
■ まとめ
・1:COPD は末梢気道+気腫性病変 → 正しい
・3:病期分類は %FEV₁ → 正しい
・2:若年発症はまれ
・4:喘息合併は ICS が基本
・5:ワクチンはむしろ推奨
