第110回薬剤師国家試験 問198 アレルギー性鼻炎処方変更後の服薬指導

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■ 正解

1、2

■ 症例・処方のポイント

・処方1:セチリジン塩酸塩錠10 mg 1日1回 就寝前

・処方2:レボセチリジン塩酸塩錠5 mg 1日1回 就寝前

レボセチリジンはセチリジンの光学異性体(活性体)であり、 同等の抗ヒスタミン作用を目的として用いられる変更と考えられる。


● 1:処方1と同じように服用してください(正)

どちらも「1日1回 就寝前 1錠」であり、服用方法は同一。

用量・用法が変わっていないため、

「今までと同じように、就寝前に1錠服用してください」と説明するのは適切。


● 2:処方1と効果が同等です(正)

レボセチリジンはセチリジンの活性体で、 アレルギー性鼻炎に対する効果は同等レベルと考えられている。

「薬は変わりましたが、効果は同じ程度と考えてください」と説明するのは妥当。


● 3:処方1より副作用が軽くなります(誤)

レボセチリジンが必ずしもセチリジンより副作用が「軽い」とは限らない。

個体差も大きく、一般論として断定的に言うのは不適切。


● 4:医師の同意なく処方1に戻せる(誤)

処方の変更・原処方への戻しは、必ず医師の指示・同意が必要。

薬剤師の判断のみで元の薬に戻すことはできない。


● 5:飲み合わせに注意する薬が処方1と異なる(誤)

セチリジンとレボセチリジンは、薬理作用・相互作用の注意点はほぼ共通。

「飲み合わせに注意する薬が異なる」と説明するのは誤解を招く。


■ まとめ

・服用方法は同じ → 1:適切

・効果は同等レベル → 2:適切

・副作用が必ず軽くなるとは言えない

・処方の変更・復帰は医師の同意が必須

・相互作用の注意点は基本的に共通

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