

解答・解説を見る
■ 正解
1、2
■ 処方薬の確認(処方1・2)
- リファンピシン(RFP)
- イソニアジド(INH)
- ピラジナミド(PZA)
- エタンブトール(EB)
→ 結核治療の標準的 4 剤併用療法(2HRZE)。
● 1 DNA依存性RNAポリメラーゼ阻害 → RNA合成阻害(正)
これはリファンピシン(RFP)の作用。
- DNA依存性RNAポリメラーゼに結合
- RNA合成を阻害
- 結核菌の増殖を抑制
→ 代表的な作用機序であり正しい。
● 2 ミコール酸合成阻害 → 細胞壁合成阻害(正)
これはイソニアジド(INH)の作用。
- ミコール酸(結核菌の細胞壁の主要構成成分)合成を阻害
- 細胞壁形成ができず殺菌的に作用
→ 結核治療の中心薬であり正しい。
● 3 トポイソメラーゼIV・DNAジャイレース阻害(誤)
これはニューキノロン系(レボフロキサシン等)の作用。
今回の処方薬には含まれない。
● 4 ATP合成酵素阻害 → ATP低下(誤)
これはベダキリンの作用。
多剤耐性結核で使用される薬であり、今回の処方には含まれない。
● 5 30Sサブユニット作用 → タンパク質合成阻害(誤)
これはアミノグリコシド系(ストレプトマイシン)の作用。
今回の処方薬には含まれない。
■ まとめ
- RFP → RNAポリメラーゼ阻害(1 正)
- INH → ミコール酸合成阻害(2 正)
- ニューキノロン・ベダキリン・アミノグリコシドの作用が混在した選択肢は誤り(3・4・5)
→ 正解は1 と 2
